cineぞこない日記

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2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

20151231

※導入1〜4は任意で選択のこと。 ■導入1 例年どの立場でと思いながら、 覗き魔の役割に甘んじてきていたのだが、 それでも露出狂の途方もない楽天性への憧れもあり、 むしろ愚直さへの加担によって少しでも世界の輪郭が歪むのであれば、 美的でなく政治的…

20151229

つかの間のオフ。『食人族』と『悪魔のいけにえ』。前者はどうでもいい。もちろん後者をみにきた。そういうことだ。

20151228

論文が一区切りついたので、 『FOUJITA』をみにいく。 マリー・クレメールをもう少しみていたかった。 中谷美紀が凄い。そりゃ化かされますね。 ヴィスタ、デジタルに最後まであまりノレない。 時間があったので『ひつじ村の兄弟』もみる。 背を向けて指さす…

20151227

万田さんの新作『シンクロナイザー』。 論文執筆で全然新作を観られていないが、 これを楽しみに今週はカンヅメになった。 出鱈目で、荒唐無稽でありつつ何食わぬ顔を装う、 それが知的な遊戯になってしまうという楽天性を何度でも讃えよう。 万田さんの口か…

20151223

論文執筆の合間にフラー自伝、シネ砦を読んでいる。 廣瀬純氏の黒沢清論おもしろく読む。 バディウの構図を逆転させる黒沢清。 ただ、忙しくて二度目を観に行けない『岸辺の旅』を思うにつけ、 黒沢さんは口で言うほどモンタージュを排除していない。 次のカ…

20151222

『フォースの覚醒』を観てきた。 予想通りちゃんとショットを決める意志のあるSW。 筒を手に持つだけであれだけの情動が発生するシリーズであることが確認された。 手に持つ、引く、触る、手形を遺す、ジャケットを羽織る。 あと顔が良い。

20151217

睡眠との不毛な格闘をやめて、 夜中に論文を書いて朝ねむる生活に。 オリヴェイラを満喫。 農夫たちがふとカメラを覗いて不器用に立ち去るショット、 あ、と切り返すと雲間に太陽が覗いているショット、 館の入り口に飾ってある鶏のようなエンブレムのショッ…

20151214

死ではなく移行。それは悲しむべきことですらない。悲しむという行為はあまりに人間的すぎるからだ。だからそこに血は流れているのか、ということが問題なのではない。ここに明らかに流れている血はどのようなものなのか、ということが問題となる。 人間から…

20151212

今日にみるかもしれないと思って 先日は『驟雨』と『河内山宗俊』にしたのだが、 どうも紀子ではないものを観たい気分。 ぴあで観られなかった二本を観て、 フラー自伝を入手。論文の息抜きに。 予想の倍くらい分厚い。 蚤の市で仏語の易しいリーダーを数冊…

20151210a

ふといま書いている論文が終わったら、 まっさきに観るべきは『サンライズ』なのではないかと思う。 しかしそんなことをしたら死んでしまうだろう。

方針1

別にとりわけ人に見せたいものでもないことを、 誰も通らないような通りに置いておくように、 しかし単に流れ去るに任せるでもなく、 疎ましい過去のように堆積させてみること