cineぞこない日記

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20160105

ふと目にした中川信夫という文字に、身を切るような痛みをおぼえる。中川信夫渋谷実小沼勝NFC東映時代劇。私の凡庸な日常に、いったいどれほどの仕事が、どんな義務があったというのか。駆けつけられずに、いま銀幕には、いままさにと、祈るように堪えた痛みの記憶など、この期の痛みに及んでは、いかほどのものにも思えない。無反省に綴られる総括など、この身体の痛みが許してはくれない。